MacBookの使い方

MacBookの使い方

長い間、仕事にプライベートにWindowsを使っています。

ブログを始めるにあたり、ブログはMacBookかなと思い、昨年13インチMacBook Proを購入しました。

パソコンはずっと使っているから大丈夫と思っていたけれど、WindowsとMacBookでは操作で異なることがあり、最初はなれたWindowsのようにスイスイ操作できませんでした。

本サイトは備忘録としてMacBookの操作を中心に情報をまとめました。

仕事はWindowsで、プライベートはMacBookという方にもお役に立てると思います。

ヒロ

仕事はWindowsでブログはmac book

目次

1. MacとWindowsの操作の違い

1.1 MacBookのキーボード

① キーボードの配列が違う。システム環境設定で設定変更できます。

② Macには「Back Space」キーがありません。

③ カーソルの前の文字を削除する場合、Windowsは「delete」キーを使いますが、Macでは「fn」キー +「delete」キーを使います。

④ カーソルの後ろの文字を削除するときは、Windowsは「Back Space」キーを使いますが、Macでは「delete」キーを使います。

⑤ Windowsの「Ctrl」キーがMacの「Command」キーに相当します。

⑥ Macの「Control」キーはWindowsの「Control」とは別の役割があります。

⑦「shift」キーはWindowsもMacも同じ動きをします。

⑧ Windowsの「Ctrl」キーが、Macの「option」キーに相当します。

⑨ Windowsの[PrintScreen]キーが、Macにはありません。

⑩ Macには「Windows」キーがありません。

キーボードについては、2.1 MacBookのキーボードの使い方を見てください。

よく使うショートカットキーについては、2.3 MacBookのショートカットキーを見てください。

1.2 MacBookのトラックパッド

MacBookのトラックパッドは直感的にいろいろな操作できて、画面の動きがとても滑らかです。

MacBookのトラックパッドの良さが、MacBookの良さと言ってもいいくらいです。

トラックパッドの操作については、2.2 MacBookのトラックパッドの使い方を見てください。

1.3 MacBookのウィンドウ

ウィンドウを操作するボタン(「閉じる」など)の位置が違います。Windowsは右上で、Macは左上です。

アドレスバーはメニューバーの「表情」から「パスバーを表示」を選択します。Finderの下にパスバーが表示されます。

ファイルの拡張子を表示するには、メニューバーの「Finder」から「環境設定」「詳細」で「すべてのファイルの拡張子を表示」をチェックします。

Macに外部デバイスを繋ぐとデスクトップにアイコンが表示されます。取り外す場合はこのアイコンを右クリックして「〜取り外す」をクリックします。

画像を簡単表示するには、画像ファイルをスペースキーをクリックしてクイックルックを起動します。

1.4 MacBookのプログラムの終了

Windowsでは、ウィンドウを閉じるとプログラム終了となります。

Macは、ウィンドウを閉じても、プログラムは終了していません。画面を閉じただけです。

Macでプログラムを終了するには、メニューバーの「プログラム名」をクリックして、「(プログラム名)を終了」をクリックします。

1.5 MacBookの文字化け対策

Macで作成した文書(文字)データをWindowsで使う場合、Windowsに渡す前に文字化けしない為の処理が必要な場合があります。

2.MacBookの基本操作

2.1 MacBookのキーボードの使い方

MacBookの特別なキー

Noキー説明
1controlショートカットキーを使うときに使用します。Windowsのctrlキーとは異なります。
2shiftWindowsと同じ役割です。
3optionWindowsのaltキーと同じです。ショートカットキーを使うときに使用します。
4deleteWindowsのbackspaceキーと同じです。カーソルの左の文字を削除します。
5returnWindowsのenterキーと同じです。文字入力の決定などに使用します。
6commandWindowsのctrlキーと同じです。ショートカットキーでよく使用します。
7英数英語入力に切り替えます。(今が日本語入力状態か英語入力状態か気にしなくて良くて超便利)
8かな日本語入力に切り替えます。(今が日本語入力状態か英語入力状態か気にしなくて良くて超便利)

よく使うショートカットキーについては、2.3 MacBookのショートカットキーを見てください。

※Windowのようにコントロールキーは左端の一番下が良い場合など、一部のキーは変更することができます。「システム環境設定」の「キーボード」の「修飾キー」でcapslockをcommandに変えることができます。

2.2 MacBookのトラックパッドの使い方

よく使うトラックパッドの操作

Noアクション操作
1カーソルを動かすトラックパッドを1本指でなぞると、動かした方にカーソルが動きます。
2クリック
(左クリック)
トラックパッドを1本指で押すとクリックできます。トラックパッドのどこを押してもクリックになります。
MacBookのクリックは、Windowsの左クリックと同じです。
左クリックだからと言って、トラックパッドの左側を押す必要はありません。どこを押しても同じクリックです。
3ダブルクリックトラックパッドを1本指で素早く2回押すとダブルクリックになります。
4右クリックトラックパッドを2本指で押すと、右クリックになります。右クリックすると、ショートカットメニューが表示されます。
5スクロールトラックパッドを2本指で上下にスライドすると、画面がスクロールします。
6ズームトラックパッドで2本指を広げると画面が拡大(ズーム)します。2本指を狭めると画面が縮小します。写真やWebページなどの拡大表示などに使います。
7スワイプ
(ページめくり)
トラックパッドで2本指を左右に動かすと、Webページや電子書類などのページをめくる動作をします。
8ドラッグ&ドロップドラッグ&ドロップするものを1本指でクリックして、押したまま移動して移動先で離すと、ドラッグ&ドロップされます。
9デスックトップ 表示トラックパッドで親指と3本指を広げると、デスクトップが表示されます。
10Launchpad 表示トラックパッドで4本指または5本指で狭めるとLaunchpadが表示されます。
11Mission Control 表示トラックパッドで3本指を上に移動すると、Mission Controlを表示します。
12通知センター 表示トラックパッドで2本指を右から左に移動すると、通知センターが表示されます。
13仮想デスクトップの移動トラックパッドで3本指または4本指を左または右に動かすと、仮想デスクトップを移動することができます。
14強めのクリッククリックしてから、さらに強く押します。強めのクリックを使用すると詳しい情報が表示されます。例えば単語を強めにクリックすると定義が表示されます。

※トラックパッドの設定は「システム環境設定」の「トラックパッド」の設定画面でカスタマイズすることができます。

2.3 MacBookのショートカットキー

よく使うショートカットキー

Noショートカットキー説明
1command + Cコピー
2command + Vペースト(貼り付け)
3command + Xカット(切り取り)
4command + A全選択
5command + Z直前の操作の取り消し
6command + shift + Z直前の操作の取り消しの取り消し
7command + F検索
8command + N新規ファイル作成
9command + S保存(上書き保存)
10command + Q起動中(アクティブ)のプログラムを終了する
11command + shift + NFinder 新規フォルダ作成
12command + DFinder フォルダ/ファイルの複製
13command + deleteFinder ゴミ箱に移動
14command + NFinder 新規ウィンドウを開く
15command + TFinder 新規タブを開く
16command + tabアプリの切り替え
17command + スペースSpotlight検索
18command + shift + 3スクリーンショット(全画面)
19command + shift + 4スクリーンショット(範囲選択)

2.4 MacBookのFinderの使い方

Finderはmacのファイル管理システムです。(Windowsのエクスプローラに似ています。)

フォルダやドライブをクリックすると中身のファイルやフォルダが表示されます。

Finderには4つの表示形式があります。ファイルやフォルダを、アイコン、リスト、カラム、ギャラリー形式で表示することができます。

デスクトップに内臓ハードディスクのアイコンを表示すれば、そのアイコンをクリックすることでFinderを表示することができます。

よく使うフォルダをFinderのサイドバーに登録しておくと、すぐにそのフォルダにアクセスすることができます。よく使うフォルダを登録すると良いです。

ファイルの拡張子は、Finderの環境設定の詳細で「すべてのファイル名拡張子を表示」をチェックします。

2.5 MacBookのDockの使い方

Dockはアプリケーションを登録して起動するために使用します。

アプリケーションを切り替えたり、一時的にウィンドウをしまうこともできます。

LaunchpadなどからアプリケーションのアイコンをDockにドラックしてプログラムを登録します。

登録したアイコンは並べ替えることができます。

Dockに登録したアプリケーションのアイコンは、Dockの外側にドラッグすることで削除できます。

システム環境設定の「Dockとメニューバー」で、Dockのサイズなど設定を変えることができます。

Dockの中の起動中のアプリケーションのアイコンをクリックすると、そのアプリケーションが前面に切り替わります。

2.6 MacBookのSpotlightの使い方

「command」+ 「スペース」キーでSpotlirhtの検索画面が表示されます。

データを探すときに便利なのが「Spotlight」です。

ファイル名での検索やファイルの内容での検索もできます。

広い範囲で検索できるため、フォルダを絞って検索る方が効率的な場合もあります。

「システム環境設定」の「Spotlight」から検索内容を設定することができます。

3. おすすめアプリ

3.1 クイックメモ

ちょっとしたメモをしたいときに役に立つのが「クイックメモ」」です。

画面のポインタを右下の角に持っていくと表示される白い四角をクリックするとメモが表示されます。

作成したメモは、標準アプリの「メモ」に保存されます。

3.2 Clipy

パソコンの良いところのひとつに、「データをコピーできる」があると思います。

クリップボードは通常1つで直前にコピーしたテキストしか保存できません。

クリップボード拡張アプリは、クリップボードの数を増やして、直前だけでなく過去にのコピーしたテキストも保存してくれます。

Windowsでもクリップボード拡張アプリは必須でしたが、Macでも良いクリップボード拡張アプリ「Clipy」がありました。

Clipyはコピー履歴を自動保存しますし、定型文も利用できます。

Clipyをインストールして起動します。

「shift」+「vommand」+「v」(⇧⌘v)をクリックすると、ポップアップでメニューが表示されます。

メニューの「履歴」に過去にコピーした単語が保存されます。

メニューを表示するショートカットは変更できます。

定型文はメニューから「スニペット編集」を選択して登録します。

履歴だけのメニュー表示、定型文(スニペット)だけのメニュー表示もできます。

起動するショートカットで切り分けます。

履歴だけのメニュー表示は「contorol」+「command」+「v」(⌃⌘v)

定型文だけのメニュー表示は「option」+「command」+「v」(⌥⌘v)

clipyは画像ファイルやPDFファイルのコピーも保存します。

画像を複数コピーして画像ファイルをclipyにためておいて、あとでペーストしたい場所に順次ペーストして行くこともできます。

簡単操作で効率アップ効果バツグンです。

3.3 Google 日本語入力

Google日本語入力をインストールします。

「システム環境設定」の「キーボード」「入力ソース」で「メニューバーに入力メニューを表示」をチェックします。

画面の右上にある「あ」のアイコンをクリックして、「ひらがな(google)」をクリックすると「Google日本語入力」に変わります。Mac標準に戻したい場合は、「日本語」をクリックします。

日本語を入力すると、Googleのデータベースから豊富な語彙が表示されるので、Tabで選択します。

ユーザー辞書を利用することもできます。

メニューの「あ」をクリックして「単語登録」から単語を登録します。

4. おすすめ便利な機能

4.1 MacBookの特殊キーの文字を単語登録する

メニューの「あ」クリック→「絵文字と記号を表示」をクリックして文字ビュアーを表示します。

文字ビュアーの右上の検索欄に文字コードを入力して対象の文字を表示します。

特殊キー表示される文字文字コード
command2318
control2303
shift21E7
option2325

「⌘」は標準で「こまんど」と入力しても表示されます。

「⌘」以外は単語登録しておくと便利です。

4.2 スクリーンセーバ表示方法

「システム環境設定」→「デスクトップとスクリーンセーバー」→「スクリーンセーバー」からスクリーンセーバーを選択します。
「スクリーンセーバーを表示」をチェックして「開始までの時間」を設定します。

5. その他

MacBookはかっこいい

パソコンは性能や操作性も大切ですが、Mac Bookは持っていてかっこいい。

そして閉じた状態から画面部分を持つとすっと開く。
今持ってる別のノートパソコンは開くとキーボード部もくっついて持ち上がって、キーボード部を押さえて開く必要があります。

M1 MacBookは iPhoneソフトが使える

iPhoneやiPadのアプリでM1 MacBookで使えるものがあります。

画面が少し変形したり、一部だけ文字が大きかったりはありますが、使えると便利だし、得した気分です。

「TV番組表」(番組表からGoogleカレンダーに登録してます)や「ど・ろーかる」など使っています。

M1 MacBookが使える外部モニタは1つだけ

M1 MacBookは外部モニタは1台だけ繋げられるようです。

MacBook単体か、27インチ4Kに接続して使っているけど、今のところ外部モニタは1台で問題ないかな。

iPhoneアプリを作るには基本Macが必要

iPhoneアプリ作成は原則Macでないと開発できないと聞いたことがあります。

いつかはやってみたい、iPhoneアプリ作成。

趣味にできたらいいなと思っています。

MacBookは使いやすい

Windowsパソコンを長年使っていてMacBookを使うと、キー配置を含め使いきれるかなと心配になりました。

最初に違和感があったのはcommandキー(Windowsのにコントロールキー)がは左端の一番下ではないことでした。

長年の癖でいくらやっても馴染みませんでした。でもキーの位置を交換すればOK。交換したらウソのようにスイスイ作業できました。

工夫や仕組みなどを理解していくうちに、だんだん普通に使えるようになり、ノートブックはMacBookが1番いいなと思えるようになりました。

MacBookには、まだまだ便利で役立つ知らないものがあるようで、ワクワクしながら使っています。

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