※本記事掲載の画像はイメージです。実際と異なることがあります。
※本記事の作成には一部AIを使用しています。内容は運営者が確認・編集のうえ掲載しています。
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「便利らしい」と聞いて買ったStream Deck。でも15個のボタンを前に、「結局、何を割り当てればいいの?」と手が止まっていませんか。調べても出てくるのは配信やゲーム実況の話ばかりで、「私、配信しないのに……」と箱に戻してしまった。そんな方は少なくないはずです。
申し遅れました、ヒロと申します。40年以上いろんな道具を触ってきた、テレワーク中心の現役エンジニアです。この記事では、配信しない在宅ワーカーにこそ効くStream Deckの使い方とおすすめ設定を、私自身の実体験をもとに手順つきでお伝えします。
読み終わる頃には、眠っていたあの黒い箱が、ボタン1つで仕事が整う「自分専用の作業コックピット」に変わっているはずです。
- 現在のStream Deckは種類が増えています。定番の15キーモデル(Classic。私が使っているMK.2系で、キーの押し心地をクラシックキーとシザーキーから選べるScissor Keys版も登場)に加え、Mini(6キー)、XL(32キー)、画面付きのNeo、ダイヤル搭載のStream Deck +(ClassicとXLの2サイズ)などがあります。
- 私が購入を検討した頃は、実質MK.2とXLの二択でした。ボタンの数と価格のバランスが自分に合っていたMK.2を選びました。
- ダイヤル付きのStream Deck + XLは「いつかは買ってみたい」憧れの機種ですが、高額なのでまだ手が出ていません。
- Mobileアプリは、購入前のお試しにぴったりです。最初の6キーは無料で使えます。十分使えると思いますが、私は実機のMK.2の方が操作しやすいと感じました。
- よく使う簡単なショートカット(Ctrl+Aなど)は、ボタンを押すよりキーボードの方が早い場合があります。何でも登録すれば良いわけではありません。
- 最近は価格が魅力的な互換機も出ていますが、私はプラグインの豊富さと動作の安心感で、Elgato純正を使い続けています。
- ボタンの数は、価格と比べて悩むところです。私の経験では15キーでも不足はありませんが、お金に余裕があれば多い方が後悔しないと思います。


1. Stream Deckは「配信者専用機」じゃない 在宅ワークの“作業コックピット”の正体

まず、一番大事なところからお話しします。Stream Deckは「液晶付きの物理ボタンに、好きな操作を自由に割り当てられる装置」です。専門的に言えば「物理ショートカットランチャー」。配信は、その膨大な使い道のうちの、ほんの1つにすぎません。
なぜそう言い切れるのか。理由はシンプルで、Stream Deckに割り当てられる操作の中身を見ると、配信と関係ないものばかりだからです。アプリを起動する。よく使うフォルダを開く。Webサイトを一発で表示する。メールの定型文を入力する。音量を調整する。コピペやスクリーンショットを実行する……。どれも、配信者じゃなくても毎日PCでやっている操作ですよね。
むしろ、毎日同じPC作業を繰り返している在宅ワーカーやデスクワーカーほど、時短の効果が大きいんです。考えてみてください。配信者がStream Deckを使うのは、配信中の数時間。でも私たちは、平日のほぼ毎日、何時間もPCの前に座っています。「ボタン1つ」が効いてくる回数が、桁違いなんですよ。
正直に言うと、私も買う前は半信半疑でした。「配信機材を、仕事で使って意味あるのか?」と。でも、いざ毎朝の作業を1ボタンにまとめてみたら……これがもう、無い生活には戻れない。大げさじゃなく、相棒みたいな存在になりました。

配信もしないのにあのボタン買うの、ちょっと“情強アピール”っぽくないっすか?正直、宝の持ち腐れじゃね?

それが逆なんだよ、タケシくん。配信しない人ほど、毎日PCを触る時間が長い。だから元が取れるのは、むしろ私たち側なんです。理由をこれから一つずつ話しますね。
1.1 そもそもStream Deckで何ができる?(できることの全体像)
「何ができるか」がぼんやりしていると、ボタンに割り当てるものも思い浮かびません。まずは代表的な「できること」を一覧で見てみましょう。ご自身の仕事を思い浮かべながら読んでみてください。
- アプリ・フォルダ・URLのワンタッチ起動……毎朝開くメーラーやExcel、よく使うフォルダ、勤怠ページを1ボタンで
- ショートカットキー(ホットキー)の割り当て……コピペ・スクショ・ウィンドウ整列などを物理ボタン化
- 定型文(テキスト)の入力……メアド・住所・挨拶文をワンタッチで入力
- マルチアクション……複数の操作を順番に、1ボタンでまとめて実行
- Web会議の操作……ZoomやTeamsのミュート・カメラON/OFFを手元で切り替え
- 音量・メディア操作……音楽の再生/停止、音量調整など
どうでしょう。「あ、これ全部、自分が毎日やってるやつだ」と思いませんでしたか?そうなんです。Stream Deckは特別な人の道具ではなく、普段のPC作業を“ちょっとラクにする”ための道具。だから、配信をしないあなたにこそ価値があるわけです。
1.2 配信しない人にこそ刺さる3つの理由
もう少し具体的に、「なぜ在宅ワーカーに効くのか」を3つに整理します。
- ① 毎日繰り返す操作を「1ボタン」にできる……朝のアプリ起動、定型メールの作成。回数が多いほど時短が積み上がる
- ② 覚えられないショートカットを「物理化」できる……「貼り付けて書式なし」のキー、毎回忘れませんか?それをボタンに固定できる
- ③ 手元を見るだけで操作が完結し、思考が途切れない……画面のメニューを探す視線移動が消える。集中が切れにくい
特に3つ目の「思考が途切れない」は、地味ですが効きます。資料を書いている最中に「あのフォルダどこだっけ」とエクスプローラーをかき分けていると、書こうとしていた文章を忘れる。あの“ぷつん”と集中が切れる感覚、ありますよね。手元のボタン1つで開けるだけで、頭の中の作業が止まらずに済むんです。
2. まずはここから Stream Deckの初期設定(ソフト導入〜接続)

「便利なのは分かった。でも設定が難しそう」 ここで止まっている方が、本当に多いんです。安心してください。初期設定でやることは、たった3つ。「公式ソフトを入れて、USBでつないで、画面を確認する」だけです。プログラミングの知識なんて、一切いりません。

ソフトのインストールって、なんだか難しそうで不安だわ……。私、こういうの苦手なのよね。

大丈夫ですよ、テルさん。やることは3ステップだけ。順番にひとつずつ進めれば、迷うところはありません。一緒に行きましょう。
2.1 専用ソフト「Stream Deck」をインストールする
Stream Deckは、本体をつないだだけでは動きません。「Stream Deck」という名前の専用ソフト(無料)をパソコンに入れて、そこからボタンを設定します。手順はこの通りです。
メーカーであるElgato(エルガト)の公式サイトを開き、「Stream Deck」のソフトウェア(アプリ)をダウンロードします。Windows版とMac版があるので、ご自身のパソコンに合った方を選びます。検索で「Stream Deck ダウンロード」と調べると公式ページが見つかります。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、画面の案内に従って「次へ」を押していくだけ。普通のアプリのインストールと同じです。数分で終わります。
Stream Deck本体を、付属のUSBケーブルでパソコンに接続します。ソフトが起動して本体のボタンが光れば、準備完了。もしボタンが光らない・認識されない時は、別のUSBポートに差し替えるか、一度ソフトを再起動してみてください。たいていそれで直ります。
- この記事の設定例は、基本的にどのモデル(Mini/MK.2/XL/+/Neo)でも共通で使えます。違うのはボタンの数だけです。
- 解説はWindowsを基準にしています。Macの方は、ショートカットのキーを「Ctrl→Cmd」のように読み替えてください(詳しくは後述します)。
- 専用ソフトはアップデートで画面の見た目や名称が少し変わることがあります。本記事は執筆時点の構成で説明しています。
2.2 ボタン登録の基本は「ドラッグ&ドロップするだけ」
ここが、皆さんが一番身構えているところだと思います。でも、これが本当に拍子抜けするほど簡単なんです。ボタンの設定は、マウスで「つまんで」「置く」だけ。ドラッグ&ドロップで完結します。
ソフトを開くと、画面が左右に分かれています。仕組みはこうです。
- 画面の左側=実際のボタン配置(あなたのStream Deck本体と同じ並び)
- 画面の右側=割り当てられる「アクション(操作)」の一覧
あとは、右側にある「アプリを開く」や「Webサイト」といったアクションを、マウスでつまんで、左側の好きなボタンの上にポンと置く。これだけで、ボタンが1つ完成します。難しい設定画面に飛ばされることもありません。
実は私、購入前に「Stream Deck Mobile」というスマホアプリ版(最初の6キーは無料で使えます)で、この操作を先に試していました。指で触ってみて「あ、これは誰でもできるやつだ」と確信して、実機のMK.2を買ったんです。結果、実機はボタンの押し心地がしっかりしていて、私はやっぱり物理ボタンの方が操作しやすいと感じました。でも、「設定がドラッグ&ドロップで完結する手軽さ」は、アプリでも実機でもまったく同じでしたよ。

えっ、コードとか難しい設定を書かなくていいの?本当にマウスでつまんで置くだけ……?

そう、それだけなんです。掴んで、置く。これで一個目のボタンが完成します。間違えても、もう一度別のアクションを上から置けば、いつでも変更できますよ。気楽にいきましょう。
2.3 アイコンとラベルをカスタマイズして“見て分かる”ボタンにする
ボタンを登録したら、最後に「見た目」を整えましょう。これが意外と大事なんです。ボタンには、好きなアイコン(画像)と、文字のラベルを自由に設定できます。
なぜ見た目が大事かというと、15個のボタンが全部同じ色・同じ見た目だと、「あれ、どのボタンが何だっけ?」と一瞬迷うからです。それでは、せっかくの「考えずに押せる」メリットが薄れてしまいます。
ソフトに最初から入っているアイコンを選んでもいいですし、自分で用意した画像を設定することもできます。文字ラベルも「メール」「議事録」など、自分がパッと分かる言葉にしておけば十分。凝りすぎる必要はありません。私も最初は気合を入れて画像を作り込みましたが(笑)、結局は「文字ラベルがハッキリ読めること」が一番大事だと落ち着きました。
3. 【本題】仕事が捗るStream Deckおすすめ設定例 “正解集”をそのまま真似てOK

お待たせしました。ここからが本題、「で、結局なにを登録すればいいの?」への答えです。私が実際に使っていて「これは効く」と断言できる設定を、5つの系統にまとめました。そのまま真似してOKの“正解集”です。
ただし、先に一つだけ、大事な“心構え”をお伝えします。これは後の「3.6」でじっくり話しますが、「ボタンを全部埋めようとしない」こと。何でもかんでも登録すると、かえって遅くなります。これは私が実際にやらかして学んだことなので、頭の片隅に置きながら読んでください。

全部のキーに片っ端から登録すれば、最強の効率化マシンになるんじゃないっすか?空きがあるのもったいないし。

気持ちは分かる(笑)。でもね、やってみると“逆”なんだよ。詰め込むほど、どこに何があるか分からなくなって遅くなる。その話は最後の3.6でたっぷりするから、まずはおすすめの5系統を見ていこう。
3.1 よく使うアプリ・フォルダ・URLをワンタッチ起動する
まず最初に登録すべきは、これです。毎朝必ず使うアプリ、よく開くフォルダ、決まって見るWebページを、1ボタンで起動できるようにする。Stream Deckの効果を一番分かりやすく実感できる、王道の設定です。
なぜこれが効くのか。在宅ワークの朝を思い出してください。PCを起動して、メーラーを開いて、ブラウザで勤怠ページを開いて、今日使う資料フォルダを開いて、チャットアプリを立ち上げて……。この“儀式”、毎朝やっていますよね。一つひとつは数秒でも、毎日・1年で考えると、けっこうな時間と手間です。
設定方法はこうです。右側のアクション一覧から、「アプリを開く(System:開く)」を空きボタンにドラッグ&ドロップし、起動したいアプリを指定するだけ。フォルダなら、そのフォルダを指定。Webページなら「Webサイト」アクションにURLを入れるだけです。
- メールソフト/チャットアプリ(Outlook・Teams・Slackなど)
- 今日使う資料が入っているフォルダ
- 勤怠管理ページ・社内ポータル・経費精算サイトのURL
これを登録しておくと、朝、椅子に座ってボタンをいくつか押すだけで、仕事の舞台が一瞬で整います。デスクトップのアイコンを探す“あの数秒のモヤモヤ”が、消えてなくなりますよ。
3.2 覚えられないショートカット(ホットキー)を物理ボタンにする
次のおすすめは、「覚えられない(覚えにくい)ショートカットキーを、物理ボタンに固定する」設定です。これは“地味だけど一番ありがたい”系の代表格です。
たとえば「貼り付けて書式を結合(書式なしで貼り付け)」。Web上の文章をコピーして資料に貼ると、変な色やフォントがついてきてイラッとする、あれです。書式なしで貼るキーって、毎回「えっと、Ctrl+Shift+……V、だっけ?」となりませんか?私はなります(笑)。指が覚えてくれない。こういう「便利なのに覚えられないキー」こそ、物理ボタンにする価値があります。
設定は、右側の「ホットキー」アクションを空きボタンに置き、登録したいキーの組み合わせ(たとえば Ctrl+Shift+V)を、実際にキーボードで押して記録するだけ。あとはそのボタンを押せば、そのショートカットが実行されます。
| 物理ボタン化すると便利な操作 | Windowsのキー例 |
| 書式なしで貼り付け | Ctrl + Shift + V |
| スクリーンショット(範囲指定) | Win + Shift + S |
| ウィンドウを左右に整列 | Win + ← / Win + → |
| 仮想デスクトップ切り替え | Win + Ctrl + ← / → |
ショートカットキーは、WindowsとMacで使うキーが違います。たとえばコピーはWindowsの「Ctrl+C」がMacでは「Cmd+C」になります。Macをお使いの方は、上の例の「Ctrl」を「Cmd」に、スクショなどはMac標準のキー(Cmd+Shift+4など)に読み替えて登録してください。Stream Deck自体はMacにもきちんと対応しています。
3.3 定型文(メアド・住所・挨拶文)をワンタッチ入力する
3つ目は、事務作業の時短に直結する「定型文のワンタッチ入力」です。これを知ると、もう手放せなくなります。
私たちは毎日、同じ文字列を何度も打っています。自分のメールアドレス、住所、会社の振込先、そしてメールの「お世話になっております。○○です。」という挨拶文。これらを毎回手で打つのは、地味に時間を食いますし、メアドのタイプミスで送信エラー、なんて経験もありますよね。
設定は、右側の「テキスト」アクションを空きボタンに置き、入力したい文章を登録するだけ。あとはボタンを押せば、カーソルのある場所にその文章がスッと入力されます。
- 自分のメールアドレス(入力ミスがゼロになります)
- メールの定型挨拶「お世話になっております。○○です。」
- 住所・郵便番号・電話番号(フォーム入力が一瞬で終わる)
「たかが文字入力」と思うかもしれません。でも、1日に何十回もある“ちょっとした入力”がボタン1つになると、その積み重ねが効いてくるんです。私はメールの書き出しをこれにしてから、返信のスピードが目に見えて上がりました。
3.4 複数の操作を1ボタンにまとめる「マルチアクション」
ここまでが「1ボタン=1つの操作」でした。次は一段階レベルアップして、「1ボタンで、複数の操作を順番にまとめて実行する」マルチアクションです。これこそ、Stream Deckが“作業コックピット”と呼ばれる理由の核心です。
たとえば、私が使っている「業務開始」ボタン。これを1回押すと、メーラー、チャットアプリ、ブラウザ、今日の資料フォルダが、順番に次々と立ち上がります。朝の“起動の儀式”が、ボタン1つで全部終わるわけです。
設定は、右側の「マルチアクション」を空きボタンに置き、その中に「アプリを開く」「Webサイト」などのアクションを、実行したい順番に並べていくだけ。料理のレシピを書くように、手順を上から順に積んでいくイメージです。
- 「業務開始」ボタン:必要なアプリ+資料フォルダを一括起動
- 「会議モード」ボタン:マイクをミュート+メモ帳を起動+議事録フォルダを開く
- 「終業」ボタン:使っていたアプリを閉じて、日報フォルダを開く
慣れてきたら、ぜひ自分だけの「○○モード」ボタンを作ってみてください。ここまで来ると、Stream Deckが「ただの便利グッズ」から「自分の働き方に合わせた専用コックピット」に変わっていく感覚が味わえますよ。
3.5 Web会議のミュート・カメラ操作を手元のボタンで即切り替え
在宅ワーカーにとって、これは“安心”を買える設定です。ZoomやTeamsのマイクのON/OFF、カメラのON/OFFを、手元の物理ボタンで即座に切り替える。会議中の「あの焦り」から解放されます。

会議中にミュートを解除し忘れて、一人でしゃべり続けてたこと、あるのよね……。逆に、ミュートにし忘れて生活音が入っちゃったり。あれ、本当に恥ずかしいの。

あれは焦りますよね(笑)。画面のミュートボタンを探しているうちに会話が進んでしまう。手元のボタンを“ポン”と押すだけなら、画面を探さず一瞬で切り替えられます。心の余裕が全然違いますよ。
ここで、一つだけ大事な注意があります。ZoomやTeamsと“連携”する専用機能は、追加のプラグイン(Elgato Marketplaceで配布されている拡張機能)が必要になる場合があります。このプラグインを入れると、「今ミュート中かどうか」がボタンの色で分かるなど、より便利になります。
「プラグインを入れるのは少しハードルが高いな」という方もご安心を。実は、3.2で紹介した「ホットキー」機能を使えば、プラグインなしでも代用できます。ZoomやTeamsには「マイクのミュート切り替え」のショートカットキーが用意されているので、それをStream Deckのホットキーに登録するだけ。標準機能だけで、ミュートのワンタッチ切り替えは十分実現できます。
- まずは手軽に……「ホットキー」でミュートのショートカットを登録(プラグイン不要・標準機能だけ)
- もっと便利に……Zoom/Teams用のプラグインを追加(ミュート状態がボタンの色で分かる等)
3.6 【経験者の本音】全部を登録しなくていい “やらない”判断も時短のうち
さて、ここで冒頭にお伝えした“心構え”の話をします。これは、私が実際に使い込んで気づいた、一番伝えたい本音です。「Stream Deckは、ボタンを全部埋める道具ではありません。むしろ“迷いを消す”道具です。」
正直に告白します。買った当初の私は、完全に張り切っていました。「せっかく15個もボタンがあるんだから、全部埋めてやる」と。コピー(Ctrl+C)も、貼り付け(Ctrl+V)も、全選択(Ctrl+A)も、片っ端からボタンに登録していったんです。空きボタンがあると、なんだか損した気がして。
ところが、しばらく使ってみて、あることに気づきました。「Ctrl+A」みたいな簡単なショートカットは、ボタンに手を伸ばすより、キーボードで押した方が速いんです。指がもう覚えていますからね。わざわざ視線をStream Deckに移して、目的のボタンを探して、押す。その方が、よっぽど時間がかかる。結局、そのボタンは消しました。
そこから私は、「登録すべきもの」と「登録しなくていいもの」を、こう線引きするようになりました。
| 登録する価値がある | 登録しなくていい |
| 毎日繰り返す「起動」系(アプリ・フォルダ・URL) | 指が覚えている1手のショートカット(Ctrl+C/V/Aなど) |
| 思い出せない複雑なショートカット(書式なし貼り付け等) | めったに使わない操作 |
| 複数手順をまとめたマルチアクション(○○モード) | 登録しても結局キーボードの方が速いもの |
| 長い定型文(メアド・住所・挨拶文) | その都度内容が変わる文章 |
ポイントは、「2手以上かかる」「手元から目を離して探す必要がある」「思い出せない」「毎日繰り返す」 この条件に当てはまる操作だけを登録すること。逆に、指が勝手に動く1手の操作は、無理にボタン化しない。空きボタンがあっても、それでいいんです。

えっ、せっかくのボタン余らせるの、やっぱりもったいなくないっすか?全部使ってナンボでしょ。

そこなんだよ、タケシくん。“使わない自由”があるのが、本物の効率化なんだ。全部埋めて、どこに何があるか分からなくなって遅くなったら、本末転倒だろう?道具は埋めるためじゃなく、自分をラクにするためにあるんだからね。
この「引き算の発想」を知っているかどうかで、Stream Deckの満足度は大きく変わります。焦って全部埋めなくて大丈夫。本当に効く数個から始めて、使いながら育てていく。これが、一番後悔しない使い方です。
4. Stream Deck の使い方とおすすめ設定(アクション別の登録手順)

ここでは、Stream Deckの使い方とおすすめ設定を具体的に解説します。
Stream Deckの使い方の基本は、ボタンを「Stream Deckアプリ」でカスタマイズすることから始まります。
「Stream Deckアプリ」は、Elgatoの公式サイトからダウンロードします。
Stream Deckのボタンの内容は、最初は「プロファイル」の1ページ目に登録します。
画面右側にある「Webサイト」などを、画面左側にある各ボタン(キーと呼びます)にドラッグ&ドロップして登録します。
ボタンの画像や操作の詳細は個別に設定します。


【設定例】

① Webサイト(ブラウザ表示)
「Webサイト」はWebサイトを登録して、ボタンを押したときに指定したURLをブラウザ表示します。
Webサイトの登録は、右の「Webサイト」を、登録するキーにドラッグ&ドロップして設定します。
詳細画面でボタンの画像やタイトル、URLを設定します。

設定例 [1] 朝日新聞のURLを登録
毎朝、朝日新聞の紙面ビューアー(有料)を読んでいるので、登録しています。
![設定例 [1] 朝日新聞のURLを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck59.png)
タイトル文字の色や大きさを変更できます。
![設定例 [1] 朝日新聞のURLを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck60.png)
ボタンの画像はファイルから設定したり、Stream Deck アイコンライブラリから取得できます。
![設定例 [1] 朝日新聞のURLを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck61.png)
設定例 [2] ウェザーニュースのURLを登録
新聞と同じく天気予報もチェックしているので、ウェザーニュースのYouTube URLを登録します。
![設定例 [2] ウェザーニュースのURLを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck62.png)
② ホットキー(ショートカットキー)
「ホットキー」はショートカットキーを登録するのに使います。
右の「ホットキー」を、登録するキーにドラッグ&ドロップして設定します。

詳細画面でボタンの画像やタイトル、ホットキー(ショートカットキー)を設定します。
ショートカットキーは「ホットキー」設定で実際にキーを操作(Winキー + E など)して登録します。

③ 開く(フォルダ/ファイル/アプリ)
「開く」は開きたいフォルダやファイルを登録するときに使います。
また、起動したいアプリを登録するときにも使います。
アプリの登録は、右の「開く」を、キーにドラッグ&ドロップして設定します。
詳細画面でボタンの画像やタイトル、開くフォルダやファイル、アプリのファイル名を設定します。

設定例 [6] WindowsアプリVSCodeを登録
何かをメモする、下書きをするのにVisual Studio Code(テキストエディタ)をよく使うので登録しています。
![設定例 [6] WindowsアプリのVSCodeを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck66.png)
設定例 [7] ダウンロードフォルダを開く
よく使う「ダウンロード」フォルダを開くように登録します。
![設定例 [7] ダウンロードフォルダを開く](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck67.png)
④ テキスト(定型文などの登録)
テキスト(定型文など)の登録は、右の「テキスト」をキーにドラッグ&ドロップして設定します。
詳細画面でボタンの画像やタイトル、テキスト(定型文など)を設定します。

⑤ スリープ(Stream Deck消灯)
「スリープ」はStream Deckのボタンを消灯するボタンです。
夜寝るときに外部ディスプレイと一緒に消灯します。
どれかボタンを押すと、再びボタンが点灯します。

設定例 [11] かわいい絵のスリープボタン
![設定例 [11] かわいい絵のスリープボタン](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck70.png)
⑥ マルチアクション(1ボタン複数機能)
マルチアクションは、複数のアクションをボタン1クリックで実行するときに使用します。
マルチアクションの登録は、複数のアクションを実行順に登録します。
マルチアクションを実行することで、一度に複数アクションを実行します。
私のお気に入りの「EXCELのセル背景を好きな色に変える」も複数のアクションを実行することで実現しています。
マルチアクションの登録は、右の「マルチアクション」をキーにドラッグ&ドロップして設定します。

コンテンツの右矢印ボタンをクリックして詳細画面に遷移して、ボタンの画像やタイトル、アクション(ホットキーやテキスト)を設定します。
この例は、EXCEL使用中にボタン1押しでセルの背景色を「#FFFFCC」にするマルチアクションです。

アクションの数が多い場合は、ボタンを押してから操作が終了するまでのトータルの時間が長く感じることがあります。
1ボタンのアクションに時間がかかる場合は、1つ1つのアクションの遅延を最小値の1ミリ秒に設定して時間短縮します。

これで、マルチアクションのボタンを押すとEXCELのセルの背景色が「#FFFFCC」に設置されます。
ボタン一つで好きな背景色を設置できます。
このように、ショートカットキーやテキストを組み合わせると、いろいろ便利なことが、ボタン1つでできるようになります。
ネコにゃん魔法のようだニャン!
⑦ フォルダ作成(階層下フォルダ作成)
フォルダ作成は、階層下にフォルダを作成する場合に使用します。
階層下に作成したフォルダの下に、さらにフォルダを作成することもできます。

設定例 [8] 階層下にショートカットを登録
ブログのショートカットを登録して、すきま時間に有益なブログを確認します。
![設定例 [8] 階層下にショートカットを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck79.png)
![設定例 [8] 階層下にショートカットを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck80.png)
⑧ プロファイル切り替え
別のプロファイルに切り替える場合に使用します。
切り替えるプロファイルとページを指定します。
別のプロファイルからDefault Profileに戻るときにも使用します。

プロファイルは複数作成することができます。
デフォルトプロファイル設定
Stream Deck 起動時に使用されるプロファイルは、「これを自分のデフォルトプロファイルにする」にチェックを付けたプロファイルです。

ここでは「Default Profile」が起動時に使用されるプロファイルです。

設定例 EXCELのプロファイルを登録
EXCELのショートカットやマルチアクションを登録します。
作業効率アップです。まちがいない。

プロファイルは設定でアプリーケーションを指定すると、そのアプリケーション起動時に、自動的に対象のプロファイルに切り替わります。(ボタンを押す必要がありません。)
例えば、EXCELが起動したら(EXCELがアクティブ画面になったら)、自動的にEXCEL用のプロファイルに切り替える設定もできます。
設定例[12] WordPress用プロファイル登録
WordPressのブロックエディタ入力用に、便利なショートカットを登録しています。
![設定例 [12] WordPress用プロファイル登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck88.png)
![設定例 [12] WordPress用プロファイル登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck89.png)
設定例 [9] よく見るTwitterのURLを登録
Twitterのタイムラインだと見逃してしまうことがあるので、個別にチェックします。
![設定例 [9] よく見るTwitterのURLを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck83.png)

設定例[10] YouTube(音楽)のURLを登録
あの曲のYouTube見たいと思ったときにすぐ見られる。最高。
![設定例 [10] YouTube(音楽)のURLを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck85.png)
![設定例 [10] YouTube(音楽)のURLを登録](https://hirospctips.com/wp-content/uploads/2023/08/streandeck86.png)
⑨ アナログ時計
アナログ時計を設定します。

⑩ CPU使用率
CPUを設定します。

⑪ 音声出力先の切り替え
プラグイン Audio SwitcherのToggle Audio Deviceを使って、音声出力先(スピーカーとヘッドホン)を切り替えるために使用しています。


ボタン1クリックで音声出力がスピーカーとヘッドホンで切り替わるので重宝しています。
⑫ 画面上の色コードを表示・取得

プラグイン Color Pickerを登録して、画面上のマウスの下の色のコードをボタンに表示します。

色のコードは、Color name、RGB Value、Hex Valueから選択できます。

色のコードの取得は「リアルタイム」と「ボタンを押したとき」から選択できます。
取得したコードは、クリップボードに保存されるので、色の設定項目などに貼り付けることができます。
⑬ 日時曜日表示
プラグイン Time を設定します。


⑭ 前のページへ移動
「前のページ」は前のページへ移動するときに使います。
「前のページ」の登録は、右の「前のページ」をキーにドラッグ&ドロップして設定します。

⑮ 次のページへ移動
「次のページ」は次のページへ移動するときに使います。。
「次のページ」の登録は、右の「次のページ」をキーにドラッグ&ドロップして設定します。

登録したい内容が1ページに収まらない場合は、2ページ目を作成します。
2ページ目などたのページの移動に使います。
5. ボタンが足りない…を解決する整理術 フォルダとプロファイル

使い込んでくると、今度は逆の悩みが出てきます。「登録したいものが増えて、ボタンが足りない……」。でも安心してください。Stream Deckには「フォルダ」と「プロファイル」という2つの仕組みがあって、ボタンの数は実質無制限に拡張できます。
正直に言うと、私は15キーのMK.2を使っていますが、この2つの機能のおかげで「ボタンが足りない」と困ったことは、ほとんどありません。少ないキー数のモデルでも十分やっていける理由が、ここにあります。
5.1 フォルダ機能で階層化 15キーでも実質無制限になる仕組み
1つ目の解決策が「フォルダ機能」です。これは、1つのボタンを「フォルダ(入れ物)」にして、その中にさらに複数のボタンを格納できる仕組みです。スマホのホーム画面で、アプリをまとめるフォルダを作るのと同じ感覚ですね。
たとえば「仕事ツール」というフォルダボタンを1つ作って、その中にExcel・Word・PDF閲覧ソフト……とまとめておく。フォルダボタンを押すと中身が開き、ボタンを戻れば元の画面に帰ってきます。これを使えば、15キーのモデルでも、階層を作ることで何十個ものボタンを登録できるわけです。
整理のコツは、「カテゴリーごとにフォルダを分ける」こと。たとえば「①よく使う最前列はトップ画面に」「②たまに使うものはフォルダの中に」と階層を分けると、見た目もスッキリして探しやすくなります。
5.2 プロファイル機能 使うアプリに合わせてボタン配置を自動で切り替える
2つ目が、個人的に「これは天才的だ」と思っている「プロファイル機能」です。プロファイルとは、ボタン配置を丸ごと1セットにしたもの。そして、使っているアプリに合わせて、そのセットを自動で切り替えられるんです。
たとえば、ブラウザを開いている時は「ブラウザ用」のボタン配置(タブ操作やブックマーク)に。Excelを開いたら「Excel用」の配置(よく使う関数や書式設定)に。アプリを切り替えるだけで、Stream Deckの中身が勝手に入れ替わる。「今その瞬間に使う操作」だけが、常に目の前に並ぶわけです。

アプリごとにボタンが勝手に変わるの?なんだか未来っぽいわね……。でも、設定が難しそう。

これが地味に効くんですよ、テルさん。設定も、プロファイルを作って「このアプリの時はこれ」と紐づけるだけ。一度組んでしまえば、あとは全自動です。“今使う操作だけが目の前にある” 探す手間がゼロになる快適さは、一度味わうと戻れません。
最初から完璧なプロファイルを作る必要はありません。まずは「仕事用」を1つ作るだけでも十分。慣れてきたら「ブラウザ用」「動画編集用」と増やしていけば、あなたのStream Deckはどんどん賢くなっていきます。
6. どのモデルを選べばいい? Mini/MK.2/XL/+/Neoの選び方(購入検討中の人へ)
ここからは、「まだ買っていなくて、どれを買うか迷っている」という方に向けた話です。すでにお持ちの方は、読み飛ばしていただいてもOKです。
まず大前提として、これまで紹介してきた設定方法は、どのモデルでも共通で使えます。違うのは「ボタンの数」と「ダイヤルの有無」くらい。なので「どれを買えば設定が変わる」という心配は不要です。現在のStream Deckは種類が増えているので、まずは一覧で整理しましょう。
| モデル | キー数など | 向いている人 |
| Stream Deck Mini | 6キー | 最小限でOK・お試し・持ち運び重視 |
| Stream Deck MK.2 | 15キー(Classic。押し心地を選べるScissor Keys版もあり) | 最初の1台に迷ったらこれ。バランス型 |
| Stream Deck XL | 32キー | 登録したいものが多い・大画面で一覧したい |
| Stream Deck +(プラス) | ボタン+ダイヤル付き | 音量や数値をダイヤルで微調整したい |
| Stream Deck Neo | 画面付きの新タイプ | コンパクトに情報表示も楽しみたい |
「で、結局どれがいいの?」という声が聞こえてきそうなので、私自身が買った時のリアルな話をします。私が購入を検討した頃は、選択肢が実質「MK.2(15キー)」と「XL(32キー)」の二択でした。さんざん悩んだ末、ボタンの数と価格のバランスが自分に合っていたMK.2を選びました。
正直に言えば、ダイヤル付きの「+」やボタンの多い「XL」は、今でも「いつかは使ってみたい」憧れの機種です。ただ、なかなかのお値段なので、まだ手が出ていません(笑)。それから、最近は価格が魅力的な“互換機(純正以外の似た製品)”も出ていますが、私はプラグインの豊富さと、動作の安心感を取って、Elgato純正を使い続けています。ここは長く使うものだからこそ、安心を選びました。
6.1 迷ったらMK.2(15キー)が無難な理由
「考えるのが面倒、無難なのを教えてくれ」という方には、私はMK.2(15キー)をおすすめします。理由は、私自身の実感に基づいています。
結論から言うと、15キーでも、不足を感じることはほとんどありません。なぜなら、5章でお話しした「フォルダ」と「プロファイル」を使えば、ボタンは実質無制限に拡張できるからです。「足りなくなったらどうしよう」という心配は、この2つの機能が解決してくれます。
ただ、一つだけ正直に付け加えると。お金に余裕があるなら、ボタンは多い方が後悔しないとも思います。一覧性が高く、フォルダを掘らずに済む快適さは、やはりキー数が多いモデルの特権です。「予算が許すならXL、コスパとバランスならMK.2」。これが、使ってきた私の素直な結論です。
6.2 買う前に“無料”で試す方法 Stream Deck Mobile(6キー無料)
「1万円以上の買い物、失敗したくない」 その慎重さ、すごく大事です。実は、お金を一切かけずに、Stream Deckを“お試し”する方法があります。「Stream Deck Mobile」というスマホアプリ版です。
このアプリ、最初の6キーまでは無料で使えます。スマホやタブレットの画面にボタンが並んで、実機と同じようにアプリ起動やショートカットを試せるんです。「自分の仕事に、本当に効くのか?」を、買う前に体感できる。これは購入前のお試しに、まさにぴったりです。
私自身、この無料6キーで試してから実機を買いました。正直な感想を言うと、私は実機のMK.2の方が操作しやすいと感じました。画面をタッチするより、物理ボタンを“カチッ”と押す方が、手元を見なくても確実だったんです。とはいえ、これは好みの問題。アプリで「自分は使いこなせそうだ」と納得してから実機を買えば、まず失敗しません。

いきなり1万以上出すの、やっぱ怖いっす。買って使わなかったら、ただの高い文鎮じゃないっすか。

その慎重さ、正しいよ。だからまずアプリの無料6キーで“自分の仕事に効くか”を試せばいい。納得してから実機を買えば、文鎮にはならない。ちゃんと相棒になってくれるよ。
7. よくある質問(Stream Deckの使い方・設定Q&A)

最後に、よくいただく細かい疑問にまとめてお答えします。
- Macでも使えますか?
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はい、Macにもきちんと対応しています。専用ソフトのMac版があります。注意点は1つだけ、ショートカットキーがWindowsと違うこと(Ctrl→Cmdなど)。設定例を真似る時は、キーを読み替えてください。
- 設定方法はモデルによって違いますか?
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基本操作はどのモデルも共通です。ドラッグ&ドロップで登録する流れは、Mini・MK.2・XL・+・Neo、どれでも同じ。違うのはボタンの数とダイヤルの有無くらいです。
- ZoomやTeamsの連携にはプラグインが必要ですか?
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「ミュート状態がボタンの色で分かる」などの本格的な連携機能は、専用プラグイン(Elgato Marketplace配布)が前提のものがあります。ただ、単純にミュートを切り替えるだけなら、標準の「ホットキー」機能で十分代用できます。まずは標準機能から始めるのがおすすめです。
- 15個のボタンでは足りなくなりませんか?
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「フォルダ」と「プロファイル」を使えば、実質無制限に拡張できます。私は15キーのMK.2ですが、この2つの機能のおかげで足りないと感じたことはほとんどありません。
- 安い互換機(純正以外)でもいいですか?
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価格が魅力的な互換機も出ています。コストを最優先するなら選択肢ですが、私はプラグインの豊富さと動作の安心感で純正をおすすめします。長く使うものなので、安心を取るかコストを取るかで選んでください。
- 何を登録すればいいか分かりません。
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まずは3つだけ。「①毎朝使うアプリの起動」「②自分のメアド等の定型文」「③Web会議のミュート」。この3つから始めれば、効果をすぐ実感できます。あとは使いながら少しずつ増やしましょう。全部埋める必要はありません。
8. まとめ Stream Deckは“自分専用の作業コックピット”になる

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。最後に、大事なポイントをぎゅっとまとめておきます。
- Stream Deckは配信専用機ではなく、在宅ワーカーにこそ効く「物理ショートカットランチャー」
- 初期設定は「ソフトを入れてUSBで接続」、ボタン登録はドラッグ&ドロップするだけ
- まずはアプリ起動・定型文・ショートカット・Web会議ミュートの設定から始めれば毎日が変わる
- ボタンが足りなくなってもフォルダとプロファイルで実質無制限
- 全部を埋めなくていい。Stream Deckは“迷いを消す”道具。効くものから育てよう
箱から出したまま放置していたあの小さな黒い箱は、設定を一つ加えるたびに、あなたの働き方にぴったり寄り添う「相棒」へと変わっていきます。難しく考えることはありません。今日、まずはこの4つだけ試してみてください。
- ① 公式ソフトを入れて、本体をUSBで接続する
- ② 毎朝使うアプリを1つ、ボタンに登録する
- ③ 自分のメールアドレスを、定型文ボタンに登録する
- ④ Web会議のミュート切り替えを、ホットキーで登録する
ここまで見てきたように、Stream Deckは配信者専用機ではなく、配信しない在宅ワーカーにこそ効く「物理ショートカットランチャー」です。
設定はドラッグ&ドロップするだけ。まずはアプリ起動・定型文・ショートカット・Web会議ミュートの4つから始めれば十分で、ボタンを全部埋める必要はありません。
まだお持ちでないなら、最初の1台はバランス型のMK.2(15キー)が無難。いきなり買うのが不安な方は、無料の6キーで使える「Stream Deck Mobile」で“自分の仕事に効くか”を試してから決めましょう。

道具は“持っている”だけでは、ただの箱です。“使ってこそ”、相棒になる。まずはボタンを1つ、今日登録してみませんか。その1つが、明日のあなたの仕事を、ほんの少しだけ軽くしてくれますよ。
