Stream Deckの使い方 おすすめ設定で仕事が捗る活用術【時短マジック!】

001. 0.ブログ全体のアイキャッチ画像

※本記事掲載の画像はイメージです。実際と異なることがあります。
※本記事の作成には一部AIを使用しています。内容は運営者が確認・編集のうえ掲載しています。

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はじめに

「便利らしい」と聞いて買ったStream Deck。でも15個のボタンを前に、「結局、何を割り当てればいいの?」と手が止まっていませんか。調べても出てくるのは配信やゲーム実況の話ばかりで、「私、配信しないのに……」と箱に戻してしまった。そんな方は少なくないはずです。

申し遅れました、ヒロと申します。40年以上いろんな道具を触ってきた、テレワーク中心の現役エンジニアです。この記事では、配信しない在宅ワーカーにこそ効くStream Deckの使い方とおすすめ設定を、私自身の実体験をもとに手順つきでお伝えします。

読み終わる頃には、眠っていたあの黒い箱が、ボタン1つで仕事が整う「自分専用の作業コックピット」に変わっているはずです。

実機レビュー】Stream Deck MK.2を実際に使ってみた感想
  • 現在のStream Deckは種類が増えています。定番の15キーモデル(Classic。私が使っているMK.2系で、キーの押し心地をクラシックキーとシザーキーから選べるScissor Keys版も登場)に加え、Mini(6キー)、XL(32キー)、画面付きのNeo、ダイヤル搭載のStream Deck +(ClassicとXLの2サイズ)などがあります。
  • 私が購入を検討した頃は、実質MK.2とXLの二択でした。ボタンの数と価格のバランスが自分に合っていたMK.2を選びました。
  • ダイヤル付きのStream Deck + XLは「いつかは買ってみたい」憧れの機種ですが、高額なのでまだ手が出ていません。
  • Mobileアプリは、購入前のお試しにぴったりです。最初の6キーは無料で使えます。十分使えると思いますが、私は実機のMK.2の方が操作しやすいと感じました。
  • よく使う簡単なショートカット(Ctrl+Aなど)は、ボタンを押すよりキーボードの方が早い場合があります。何でも登録すれば良いわけではありません。
  • 最近は価格が魅力的な互換機も出ていますが、私はプラグインの豊富さと動作の安心感で、Elgato純正を使い続けています。
  • ボタンの数は、価格と比べて悩むところです。私の経験では15キーでも不足はありませんが、お金に余裕があれば多い方が後悔しないと思います。
Stream Deck MK.2
<Elgato社の画像を引用>
目次

1. Stream Deckは「配信者専用機」じゃない 在宅ワークの“作業コックピット”の正体

1. Stream Deckは「配信者専用機」じゃない|在宅ワークの“作業コックピット”の正体

まず、一番大事なところからお話しします。Stream Deckは「液晶付きの物理ボタンに、好きな操作を自由に割り当てられる装置」です。専門的に言えば「物理ショートカットランチャー」。配信は、その膨大な使い道のうちの、ほんの1つにすぎません。

なぜそう言い切れるのか。理由はシンプルで、Stream Deckに割り当てられる操作の中身を見ると、配信と関係ないものばかりだからです。アプリを起動する。よく使うフォルダを開く。Webサイトを一発で表示する。メールの定型文を入力する。音量を調整する。コピペやスクリーンショットを実行する……。どれも、配信者じゃなくても毎日PCでやっている操作ですよね。

むしろ、毎日同じPC作業を繰り返している在宅ワーカーやデスクワーカーほど、時短の効果が大きいんです。考えてみてください。配信者がStream Deckを使うのは、配信中の数時間。でも私たちは、平日のほぼ毎日、何時間もPCの前に座っています。「ボタン1つ」が効いてくる回数が、桁違いなんですよ。

正直に言うと、私も買う前は半信半疑でした。「配信機材を、仕事で使って意味あるのか?」と。でも、いざ毎朝の作業を1ボタンにまとめてみたら……これがもう、無い生活には戻れない。大げさじゃなく、相棒みたいな存在になりました。

配信もしないのにあのボタン買うの、ちょっと“情強アピール”っぽくないっすか?正直、宝の持ち腐れじゃね?

それが逆なんだよ、タケシくん。配信しない人ほど、毎日PCを触る時間が長い。だから元が取れるのは、むしろ私たち側なんです。理由をこれから一つずつ話しますね。

1.1 そもそもStream Deckで何ができる?(できることの全体像)

「何ができるか」がぼんやりしていると、ボタンに割り当てるものも思い浮かびません。まずは代表的な「できること」を一覧で見てみましょう。ご自身の仕事を思い浮かべながら読んでみてください。

  • アプリ・フォルダ・URLのワンタッチ起動……毎朝開くメーラーやExcel、よく使うフォルダ、勤怠ページを1ボタンで
  • ショートカットキー(ホットキー)の割り当て……コピペ・スクショ・ウィンドウ整列などを物理ボタン化
  • 定型文(テキスト)の入力……メアド・住所・挨拶文をワンタッチで入力
  • マルチアクション……複数の操作を順番に、1ボタンでまとめて実行
  • Web会議の操作……ZoomやTeamsのミュート・カメラON/OFFを手元で切り替え
  • 音量・メディア操作……音楽の再生/停止、音量調整など

どうでしょう。「あ、これ全部、自分が毎日やってるやつだ」と思いませんでしたか?そうなんです。Stream Deckは特別な人の道具ではなく、普段のPC作業を“ちょっとラクにする”ための道具。だから、配信をしないあなたにこそ価値があるわけです。

1.2 配信しない人にこそ刺さる3つの理由

もう少し具体的に、「なぜ在宅ワーカーに効くのか」を3つに整理します。

配信しない人に刺さる3つの理由
  • ① 毎日繰り返す操作を「1ボタン」にできる……朝のアプリ起動、定型メールの作成。回数が多いほど時短が積み上がる
  • ② 覚えられないショートカットを「物理化」できる……「貼り付けて書式なし」のキー、毎回忘れませんか?それをボタンに固定できる
  • ③ 手元を見るだけで操作が完結し、思考が途切れない……画面のメニューを探す視線移動が消える。集中が切れにくい

特に3つ目の「思考が途切れない」は、地味ですが効きます。資料を書いている最中に「あのフォルダどこだっけ」とエクスプローラーをかき分けていると、書こうとしていた文章を忘れる。あの“ぷつん”と集中が切れる感覚、ありますよね。手元のボタン1つで開けるだけで、頭の中の作業が止まらずに済むんです。

2. まずはここから Stream Deckの初期設定(ソフト導入〜接続)

2. まずはここから|Stream Deckの初期設定(ソフト導入〜接続)

「便利なのは分かった。でも設定が難しそう」 ここで止まっている方が、本当に多いんです。安心してください。初期設定でやることは、たった3つ。「公式ソフトを入れて、USBでつないで、画面を確認する」だけです。プログラミングの知識なんて、一切いりません。

ソフトのインストールって、なんだか難しそうで不安だわ……。私、こういうの苦手なのよね。

大丈夫ですよ、テルさん。やることは3ステップだけ。順番にひとつずつ進めれば、迷うところはありません。一緒に行きましょう。

2.1 専用ソフト「Stream Deck」をインストールする

Stream Deckは、本体をつないだだけでは動きません。「Stream Deck」という名前の専用ソフト(無料)をパソコンに入れて、そこからボタンを設定します。手順はこの通りです。

STEP
公式サイトからソフトをダウンロード

メーカーであるElgato(エルガト)の公式サイトを開き、「Stream Deck」のソフトウェア(アプリ)をダウンロードします。Windows版とMac版があるので、ご自身のパソコンに合った方を選びます。検索で「Stream Deck ダウンロード」と調べると公式ページが見つかります。

STEP
ダウンロードしたファイルを実行してインストール

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、画面の案内に従って「次へ」を押していくだけ。普通のアプリのインストールと同じです。数分で終わります。

STEP
本体をUSBでパソコンにつなぐ

Stream Deck本体を、付属のUSBケーブルでパソコンに接続します。ソフトが起動して本体のボタンが光れば、準備完了。もしボタンが光らない・認識されない時は、別のUSBポートに差し替えるか、一度ソフトを再起動してみてください。たいていそれで直ります。

はじめに知っておくと安心なこと
  • この記事の設定例は、基本的にどのモデル(Mini/MK.2/XL/+/Neo)でも共通で使えます。違うのはボタンの数だけです。
  • 解説はWindowsを基準にしています。Macの方は、ショートカットのキーを「Ctrl→Cmd」のように読み替えてください(詳しくは後述します)。
  • 専用ソフトはアップデートで画面の見た目や名称が少し変わることがあります。本記事は執筆時点の構成で説明しています。

2.2 ボタン登録の基本は「ドラッグ&ドロップするだけ」

ここが、皆さんが一番身構えているところだと思います。でも、これが本当に拍子抜けするほど簡単なんです。ボタンの設定は、マウスで「つまんで」「置く」だけ。ドラッグ&ドロップで完結します。

ソフトを開くと、画面が左右に分かれています。仕組みはこうです。

  • 画面の左側=実際のボタン配置(あなたのStream Deck本体と同じ並び)
  • 画面の右側=割り当てられる「アクション(操作)」の一覧

あとは、右側にある「アプリを開く」や「Webサイト」といったアクションを、マウスでつまんで、左側の好きなボタンの上にポンと置く。これだけで、ボタンが1つ完成します。難しい設定画面に飛ばされることもありません。

実は私、購入前に「Stream Deck Mobile」というスマホアプリ版(最初の6キーは無料で使えます)で、この操作を先に試していました。指で触ってみて「あ、これは誰でもできるやつだ」と確信して、実機のMK.2を買ったんです。結果、実機はボタンの押し心地がしっかりしていて、私はやっぱり物理ボタンの方が操作しやすいと感じました。でも、「設定がドラッグ&ドロップで完結する手軽さ」は、アプリでも実機でもまったく同じでしたよ。

えっ、コードとか難しい設定を書かなくていいの?本当にマウスでつまんで置くだけ……?

そう、それだけなんです。掴んで、置く。これで一個目のボタンが完成します。間違えても、もう一度別のアクションを上から置けば、いつでも変更できますよ。気楽にいきましょう。

2.3 アイコンとラベルをカスタマイズして“見て分かる”ボタンにする

ボタンを登録したら、最後に「見た目」を整えましょう。これが意外と大事なんです。ボタンには、好きなアイコン(画像)と、文字のラベルを自由に設定できます。

なぜ見た目が大事かというと、15個のボタンが全部同じ色・同じ見た目だと、「あれ、どのボタンが何だっけ?」と一瞬迷うからです。それでは、せっかくの「考えずに押せる」メリットが薄れてしまいます。

ソフトに最初から入っているアイコンを選んでもいいですし、自分で用意した画像を設定することもできます。文字ラベルも「メール」「議事録」など、自分がパッと分かる言葉にしておけば十分。凝りすぎる必要はありません。私も最初は気合を入れて画像を作り込みましたが(笑)、結局は「文字ラベルがハッキリ読めること」が一番大事だと落ち着きました。

3. 【本題】仕事が捗るStream Deckおすすめ設定例 “正解集”をそのまま真似てOK

3. 【本題】仕事が捗るStream Deckおすすめ設定例|“正解集”をそのまま真似てOK

お待たせしました。ここからが本題、「で、結局なにを登録すればいいの?」への答えです。私が実際に使っていて「これは効く」と断言できる設定を、5つの系統にまとめました。そのまま真似してOKの“正解集”です。

ただし、先に一つだけ、大事な“心構え”をお伝えします。これは後の「3.6」でじっくり話しますが、「ボタンを全部埋めようとしない」こと。何でもかんでも登録すると、かえって遅くなります。これは私が実際にやらかして学んだことなので、頭の片隅に置きながら読んでください。

全部のキーに片っ端から登録すれば、最強の効率化マシンになるんじゃないっすか?空きがあるのもったいないし。

気持ちは分かる(笑)。でもね、やってみると“逆”なんだよ。詰め込むほど、どこに何があるか分からなくなって遅くなる。その話は最後の3.6でたっぷりするから、まずはおすすめの5系統を見ていこう。

3.1 よく使うアプリ・フォルダ・URLをワンタッチ起動する

まず最初に登録すべきは、これです。毎朝必ず使うアプリ、よく開くフォルダ、決まって見るWebページを、1ボタンで起動できるようにする。Stream Deckの効果を一番分かりやすく実感できる、王道の設定です。

なぜこれが効くのか。在宅ワークの朝を思い出してください。PCを起動して、メーラーを開いて、ブラウザで勤怠ページを開いて、今日使う資料フォルダを開いて、チャットアプリを立ち上げて……。この“儀式”、毎朝やっていますよね。一つひとつは数秒でも、毎日・1年で考えると、けっこうな時間と手間です。

設定方法はこうです。右側のアクション一覧から、「アプリを開く(System:開く)」を空きボタンにドラッグ&ドロップし、起動したいアプリを指定するだけ。フォルダなら、そのフォルダを指定。Webページなら「Webサイト」アクションにURLを入れるだけです。

まず登録したい「ワンタッチ起動」の例
  • メールソフト/チャットアプリ(Outlook・Teams・Slackなど)
  • 今日使う資料が入っているフォルダ
  • 勤怠管理ページ・社内ポータル・経費精算サイトのURL

これを登録しておくと、朝、椅子に座ってボタンをいくつか押すだけで、仕事の舞台が一瞬で整います。デスクトップのアイコンを探す“あの数秒のモヤモヤ”が、消えてなくなりますよ。

3.2 覚えられないショートカット(ホットキー)を物理ボタンにする

次のおすすめは、「覚えられない(覚えにくい)ショートカットキーを、物理ボタンに固定する」設定です。これは“地味だけど一番ありがたい”系の代表格です。

たとえば「貼り付けて書式を結合(書式なしで貼り付け)」。Web上の文章をコピーして資料に貼ると、変な色やフォントがついてきてイラッとする、あれです。書式なしで貼るキーって、毎回「えっと、Ctrl+Shift+……V、だっけ?」となりませんか?私はなります(笑)。指が覚えてくれない。こういう「便利なのに覚えられないキー」こそ、物理ボタンにする価値があります。

設定は、右側の「ホットキー」アクションを空きボタンに置き、登録したいキーの組み合わせ(たとえば Ctrl+Shift+V)を、実際にキーボードで押して記録するだけ。あとはそのボタンを押せば、そのショートカットが実行されます。

スクロールできます
物理ボタン化すると便利な操作Windowsのキー例
書式なしで貼り付けCtrl + Shift + V
スクリーンショット(範囲指定)Win + Shift + S
ウィンドウを左右に整列Win + ← / Win + →
仮想デスクトップ切り替えWin + Ctrl + ← / →
Macの方へ(読み替えの注意)

ショートカットキーは、WindowsとMacで使うキーが違います。たとえばコピーはWindowsの「Ctrl+C」がMacでは「Cmd+C」になります。Macをお使いの方は、上の例の「Ctrl」を「Cmd」に、スクショなどはMac標準のキー(Cmd+Shift+4など)に読み替えて登録してください。Stream Deck自体はMacにもきちんと対応しています。

3.3 定型文(メアド・住所・挨拶文)をワンタッチ入力する

3つ目は、事務作業の時短に直結する「定型文のワンタッチ入力」です。これを知ると、もう手放せなくなります。

私たちは毎日、同じ文字列を何度も打っています。自分のメールアドレス、住所、会社の振込先、そしてメールの「お世話になっております。○○です。」という挨拶文。これらを毎回手で打つのは、地味に時間を食いますし、メアドのタイプミスで送信エラー、なんて経験もありますよね。

設定は、右側の「テキスト」アクションを空きボタンに置き、入力したい文章を登録するだけ。あとはボタンを押せば、カーソルのある場所にその文章がスッと入力されます。

  • 自分のメールアドレス(入力ミスがゼロになります)
  • メールの定型挨拶「お世話になっております。○○です。」
  • 住所・郵便番号・電話番号(フォーム入力が一瞬で終わる)

「たかが文字入力」と思うかもしれません。でも、1日に何十回もある“ちょっとした入力”がボタン1つになると、その積み重ねが効いてくるんです。私はメールの書き出しをこれにしてから、返信のスピードが目に見えて上がりました。

3.4 複数の操作を1ボタンにまとめる「マルチアクション」

ここまでが「1ボタン=1つの操作」でした。次は一段階レベルアップして、「1ボタンで、複数の操作を順番にまとめて実行する」マルチアクションです。これこそ、Stream Deckが“作業コックピット”と呼ばれる理由の核心です。

たとえば、私が使っている「業務開始」ボタン。これを1回押すと、メーラー、チャットアプリ、ブラウザ、今日の資料フォルダが、順番に次々と立ち上がります。朝の“起動の儀式”が、ボタン1つで全部終わるわけです。

設定は、右側の「マルチアクション」を空きボタンに置き、その中に「アプリを開く」「Webサイト」などのアクションを、実行したい順番に並べていくだけ。料理のレシピを書くように、手順を上から順に積んでいくイメージです。

マルチアクションの活用例
  • 「業務開始」ボタン:必要なアプリ+資料フォルダを一括起動
  • 「会議モード」ボタン:マイクをミュート+メモ帳を起動+議事録フォルダを開く
  • 「終業」ボタン:使っていたアプリを閉じて、日報フォルダを開く

慣れてきたら、ぜひ自分だけの「○○モード」ボタンを作ってみてください。ここまで来ると、Stream Deckが「ただの便利グッズ」から「自分の働き方に合わせた専用コックピット」に変わっていく感覚が味わえますよ。

3.5 Web会議のミュート・カメラ操作を手元のボタンで即切り替え

在宅ワーカーにとって、これは“安心”を買える設定です。ZoomやTeamsのマイクのON/OFF、カメラのON/OFFを、手元の物理ボタンで即座に切り替える。会議中の「あの焦り」から解放されます。

会議中にミュートを解除し忘れて、一人でしゃべり続けてたこと、あるのよね……。逆に、ミュートにし忘れて生活音が入っちゃったり。あれ、本当に恥ずかしいの。

あれは焦りますよね(笑)。画面のミュートボタンを探しているうちに会話が進んでしまう。手元のボタンを“ポン”と押すだけなら、画面を探さず一瞬で切り替えられます。心の余裕が全然違いますよ。

ここで、一つだけ大事な注意があります。ZoomやTeamsと“連携”する専用機能は、追加のプラグイン(Elgato Marketplaceで配布されている拡張機能)が必要になる場合があります。このプラグインを入れると、「今ミュート中かどうか」がボタンの色で分かるなど、より便利になります。

「プラグインを入れるのは少しハードルが高いな」という方もご安心を。実は、3.2で紹介した「ホットキー」機能を使えば、プラグインなしでも代用できます。ZoomやTeamsには「マイクのミュート切り替え」のショートカットキーが用意されているので、それをStream Deckのホットキーに登録するだけ。標準機能だけで、ミュートのワンタッチ切り替えは十分実現できます。

標準機能とプラグイン、どっちを使う?
  • まずは手軽に……「ホットキー」でミュートのショートカットを登録(プラグイン不要・標準機能だけ)
  • もっと便利に……Zoom/Teams用のプラグインを追加(ミュート状態がボタンの色で分かる等)

3.6 【経験者の本音】全部を登録しなくていい “やらない”判断も時短のうち

さて、ここで冒頭にお伝えした“心構え”の話をします。これは、私が実際に使い込んで気づいた、一番伝えたい本音です。「Stream Deckは、ボタンを全部埋める道具ではありません。むしろ“迷いを消す”道具です。」

正直に告白します。買った当初の私は、完全に張り切っていました。「せっかく15個もボタンがあるんだから、全部埋めてやる」と。コピー(Ctrl+C)も、貼り付け(Ctrl+V)も、全選択(Ctrl+A)も、片っ端からボタンに登録していったんです。空きボタンがあると、なんだか損した気がして。

ところが、しばらく使ってみて、あることに気づきました。「Ctrl+A」みたいな簡単なショートカットは、ボタンに手を伸ばすより、キーボードで押した方が速いんです。指がもう覚えていますからね。わざわざ視線をStream Deckに移して、目的のボタンを探して、押す。その方が、よっぽど時間がかかる。結局、そのボタンは消しました。

そこから私は、「登録すべきもの」と「登録しなくていいもの」を、こう線引きするようになりました。

スクロールできます
登録する価値がある登録しなくていい
毎日繰り返す「起動」系(アプリ・フォルダ・URL)指が覚えている1手のショートカット(Ctrl+C/V/Aなど)
思い出せない複雑なショートカット(書式なし貼り付け等)めったに使わない操作
複数手順をまとめたマルチアクション(○○モード)登録しても結局キーボードの方が速いもの
長い定型文(メアド・住所・挨拶文)その都度内容が変わる文章

ポイントは、「2手以上かかる」「手元から目を離して探す必要がある」「思い出せない」「毎日繰り返す」 この条件に当てはまる操作だけを登録すること。逆に、指が勝手に動く1手の操作は、無理にボタン化しない。空きボタンがあっても、それでいいんです。

えっ、せっかくのボタン余らせるの、やっぱりもったいなくないっすか?全部使ってナンボでしょ。

そこなんだよ、タケシくん。“使わない自由”があるのが、本物の効率化なんだ。全部埋めて、どこに何があるか分からなくなって遅くなったら、本末転倒だろう?道具は埋めるためじゃなく、自分をラクにするためにあるんだからね。

この「引き算の発想」を知っているかどうかで、Stream Deckの満足度は大きく変わります。焦って全部埋めなくて大丈夫。本当に効く数個から始めて、使いながら育てていく。これが、一番後悔しない使い方です。

4. Stream Deck の使い方とおすすめ設定(アクション別の登録手順)

4. Stream Deck の使い方とおすすめ設定(アクション別の登録手順)

ここでは、Stream Deckの使い方とおすすめ設定を具体的に解説します。

Stream Deckの使い方の基本は、ボタンを「Stream Deckアプリ」でカスタマイズすることから始まります。

「Stream Deckアプリ」は、Elgatoの公式サイトからダウンロードします。

Stream Deckのボタンの内容は、最初は「プロファイル」の1ページ目に登録します。

画面右側にある「Webサイト」などを、画面左側にある各ボタン(キーと呼びます)にドラッグ&ドロップして登録します。

ボタンの画像や操作の詳細は個別に設定します。

2. Stream Deck の使い方とおすすめ設定
「プロファイル」画面
「プロファイル」画面
【設定例】

【設定例】

「プロファイル」画面

① Webサイト(ブラウザ表示)

「Webサイト」はWebサイトを登録して、ボタンを押したときに指定したURLをブラウザ表示します。

Webサイトの登録は、右の「Webサイト」を、登録するキーにドラッグ&ドロップして設定します。

詳細画面でボタンの画像やタイトル、URLを設定します。

① Webサイト(ブラウザ表示)

設定例 [1] 朝日新聞のURLを登録

毎朝、朝日新聞の紙面ビューアー(有料)を読んでいるので、登録しています。

設定例 [1] 朝日新聞のURLを登録

タイトル文字の色や大きさを変更できます。

設定例 [1] 朝日新聞のURLを登録

ボタンの画像はファイルから設定したり、Stream Deck アイコンライブラリから取得できます。

設定例 [1] 朝日新聞のURLを登録

設定例 [2] ウェザーニュースのURLを登録

新聞と同じく天気予報もチェックしているので、ウェザーニュースのYouTube URLを登録します。

設定例 [2] ウェザーニュースのURLを登録

② ホットキー(ショートカットキー)

「ホットキー」はショートカットキーを登録するのに使います。

右の「ホットキー」を、登録するキーにドラッグ&ドロップして設定します。

② ホットキー(ショートカットキー)

詳細画面でボタンの画像やタイトル、ホットキー(ショートカットキー)を設定します。

ショートカットキーは「ホットキー」設定で実際にキーを操作(Winキー + E など)して登録します。

② ホットキー(ショートカットキー)

③ 開く(フォルダ/ファイル/アプリ)

「開く」は開きたいフォルダやファイルを登録するときに使います。

また、起動したいアプリを登録するときにも使います。

アプリの登録は、右の「開く」を、キーにドラッグ&ドロップして設定します。

詳細画面でボタンの画像やタイトル、開くフォルダやファイル、アプリのファイル名を設定します。

③ 開く(フォルダ/ファイル/アプリ)

設定例 [6] WindowsアプリVSCodeを登録

何かをメモする、下書きをするのにVisual Studio Code(テキストエディタ)をよく使うので登録しています。

設定例 [6] WindowsアプリのVSCodeを登録

設定例 [7] ダウンロードフォルダを開く

よく使う「ダウンロード」フォルダを開くように登録します。

設定例 [7] ダウンロードフォルダを開く

④ テキスト(定型文などの登録)

テキスト(定型文など)の登録は、右の「テキスト」をキーにドラッグ&ドロップして設定します。

詳細画面でボタンの画像やタイトル、テキスト(定型文など)を設定します。

④ テキスト(定型文などの登録)

⑤ スリープ(Stream Deck消灯)

「スリープ」はStream Deckのボタンを消灯するボタンです。

夜寝るときに外部ディスプレイと一緒に消灯します。

どれかボタンを押すと、再びボタンが点灯します。

⑤ スリープ(Stream Deck消灯)

設定例 [11] かわいい絵のスリープボタン

設定例 [11] かわいい絵のスリープボタン

⑥ マルチアクション(1ボタン複数機能)

マルチアクションは、複数のアクションをボタン1クリックで実行するときに使用します。

マルチアクションの登録は、複数のアクションを実行順に登録します。

マルチアクションを実行することで、一度に複数アクションを実行します。

私のお気に入りの「EXCELのセル背景を好きな色に変える」も複数のアクションを実行することで実現しています。

マルチアクションの登録は、右の「マルチアクション」をキーにドラッグ&ドロップして設定します。

⑥ マルチアクション(1ボタンに複数登録)

コンテンツの右矢印ボタンをクリックして詳細画面に遷移して、ボタンの画像やタイトル、アクション(ホットキーやテキスト)を設定します。

この例は、EXCEL使用中にボタン1押しでセルの背景色を「#FFFFCC」にするマルチアクションです。

⑥ マルチアクション(1ボタンに複数登録)

アクションの数が多い場合は、ボタンを押してから操作が終了するまでのトータルの時間が長く感じることがあります。

1ボタンのアクションに時間がかかる場合は、1つ1つのアクションの遅延を最小値の1ミリ秒に設定して時間短縮します。

⑥ マルチアクション(1ボタンに複数登録)

これで、マルチアクションのボタンを押すとEXCELのセルの背景色が「#FFFFCC」に設置されます。

ボタン一つで好きな背景色を設置できます。

このように、ショートカットキーやテキストを組み合わせると、いろいろ便利なことが、ボタン1つでできるようになります。

ネコにゃん

魔法のようだニャン!

⑦ フォルダ作成(階層下フォルダ作成)

フォルダ作成は、階層下にフォルダを作成する場合に使用します。

階層下に作成したフォルダの下に、さらにフォルダを作成することもできます。

⑦ フォルダ作成(階層下にフォルダ作成)

設定例 [8] 階層下にショートカットを登録

ブログのショートカットを登録して、すきま時間に有益なブログを確認します。

設定例 [8] 階層下にショートカットを登録
設定例 [8] 階層下にショートカットを登録

⑧ プロファイル切り替え

別のプロファイルに切り替える場合に使用します。

切り替えるプロファイルとページを指定します。

別のプロファイルからDefault Profileに戻るときにも使用します。

⑧ プロファイル切り替え

プロファイルは複数作成することができます。

デフォルトプロファイル設定

Stream Deck 起動時に使用されるプロファイルは、「これを自分のデフォルトプロファイルにする」にチェックを付けたプロファイルです。

プロファイルのデフォルトプロファイル設定

ここでは「Default Profile」が起動時に使用されるプロファイルです。

Default Profile

設定例 EXCELのプロファイルを登録

EXCELのショートカットやマルチアクションを登録します。

作業効率アップです。まちがいない。

設定例 EXCELのプロファイルを登録

プロファイルは設定でアプリーケーションを指定すると、そのアプリケーション起動時に、自動的に対象のプロファイルに切り替わります。(ボタンを押す必要がありません。)

例えば、EXCELが起動したら(EXCELがアクティブ画面になったら)、自動的にEXCEL用のプロファイルに切り替える設定もできます。

設定例[12] WordPress用プロファイル登録

WordPressのブロックエディタ入力用に、便利なショートカットを登録しています。

設定例 [12]  WordPress用プロファイル登録
設定例 [12]  WordPress用プロファイル登録

設定例 [9] よく見るTwitterのURLを登録

Twitterのタイムラインだと見逃してしまうことがあるので、個別にチェックします。

設定例 [9] よく見るTwitterのURLを登録

設定例[10] YouTube(音楽)のURLを登録

あの曲のYouTube見たいと思ったときにすぐ見られる。最高。

設定例 [10] YouTube(音楽)のURLを登録
設定例 [10] YouTube(音楽)のURLを登録

⑨ アナログ時計

アナログ時計を設定します。

⑨ アナログ時計

⑩ CPU使用率

CPUを設定します。

⑩ CPU使用率

⑪ 音声出力先の切り替え

プラグイン Audio SwitcherのToggle Audio Deviceを使って、音声出力先(スピーカーとヘッドホン)を切り替えるために使用しています。

⑪ 音声出力先の切り替え
⑪ 音声出力先の切り替え

ボタン1クリックで音声出力がスピーカーとヘッドホンで切り替わるので重宝しています。

⑫ 画面上の色コードを表示・取得

⑫ 画面上の色コードを表示・取得

プラグイン Color Pickerを登録して、画面上のマウスの下の色のコードをボタンに表示します。

⑫ 画面上の色コードを表示・取得

色のコードは、Color name、RGB Value、Hex Valueから選択できます。

⑫ 画面上の色コードを表示・取得

色のコードの取得は「リアルタイム」と「ボタンを押したとき」から選択できます。

取得したコードは、クリップボードに保存されるので、色の設定項目などに貼り付けることができます。

⑬ 日時曜日表示

プラグイン Time を設定します。

⑬ 日時曜日表示
⑬ 日時曜日表示

⑭ 前のページへ移動

「前のページ」は前のページへ移動するときに使います。

「前のページ」の登録は、右の「前のページ」をキーにドラッグ&ドロップして設定します。

⑭ 前のページへ移動

⑮ 次のページへ移動

「次のページ」は次のページへ移動するときに使います。。

「次のページ」の登録は、右の「次のページ」をキーにドラッグ&ドロップして設定します。

⑮ 次のページへ移動

登録したい内容が1ページに収まらない場合は、2ページ目を作成します。

2ページ目などたのページの移動に使います。

5. ボタンが足りない…を解決する整理術 フォルダとプロファイル

5. ボタンが足りない…を解決する整理術|フォルダとプロファイル

使い込んでくると、今度は逆の悩みが出てきます。「登録したいものが増えて、ボタンが足りない……」。でも安心してください。Stream Deckには「フォルダ」と「プロファイル」という2つの仕組みがあって、ボタンの数は実質無制限に拡張できます。

正直に言うと、私は15キーのMK.2を使っていますが、この2つの機能のおかげで「ボタンが足りない」と困ったことは、ほとんどありません。少ないキー数のモデルでも十分やっていける理由が、ここにあります。

5.1 フォルダ機能で階層化 15キーでも実質無制限になる仕組み

1つ目の解決策が「フォルダ機能」です。これは、1つのボタンを「フォルダ(入れ物)」にして、その中にさらに複数のボタンを格納できる仕組みです。スマホのホーム画面で、アプリをまとめるフォルダを作るのと同じ感覚ですね。

たとえば「仕事ツール」というフォルダボタンを1つ作って、その中にExcel・Word・PDF閲覧ソフト……とまとめておく。フォルダボタンを押すと中身が開き、ボタンを戻れば元の画面に帰ってきます。これを使えば、15キーのモデルでも、階層を作ることで何十個ものボタンを登録できるわけです。

整理のコツは、「カテゴリーごとにフォルダを分ける」こと。たとえば「①よく使う最前列はトップ画面に」「②たまに使うものはフォルダの中に」と階層を分けると、見た目もスッキリして探しやすくなります。

5.2 プロファイル機能 使うアプリに合わせてボタン配置を自動で切り替える

2つ目が、個人的に「これは天才的だ」と思っている「プロファイル機能」です。プロファイルとは、ボタン配置を丸ごと1セットにしたもの。そして、使っているアプリに合わせて、そのセットを自動で切り替えられるんです。

たとえば、ブラウザを開いている時は「ブラウザ用」のボタン配置(タブ操作やブックマーク)に。Excelを開いたら「Excel用」の配置(よく使う関数や書式設定)に。アプリを切り替えるだけで、Stream Deckの中身が勝手に入れ替わる。「今その瞬間に使う操作」だけが、常に目の前に並ぶわけです。

アプリごとにボタンが勝手に変わるの?なんだか未来っぽいわね……。でも、設定が難しそう。

これが地味に効くんですよ、テルさん。設定も、プロファイルを作って「このアプリの時はこれ」と紐づけるだけ。一度組んでしまえば、あとは全自動です。“今使う操作だけが目の前にある” 探す手間がゼロになる快適さは、一度味わうと戻れません。

最初から完璧なプロファイルを作る必要はありません。まずは「仕事用」を1つ作るだけでも十分。慣れてきたら「ブラウザ用」「動画編集用」と増やしていけば、あなたのStream Deckはどんどん賢くなっていきます。

6. どのモデルを選べばいい? Mini/MK.2/XL/+/Neoの選び方(購入検討中の人へ)

ここからは、「まだ買っていなくて、どれを買うか迷っている」という方に向けた話です。すでにお持ちの方は、読み飛ばしていただいてもOKです。

まず大前提として、これまで紹介してきた設定方法は、どのモデルでも共通で使えます。違うのは「ボタンの数」と「ダイヤルの有無」くらい。なので「どれを買えば設定が変わる」という心配は不要です。現在のStream Deckは種類が増えているので、まずは一覧で整理しましょう。

スクロールできます
モデルキー数など向いている人
Stream Deck Mini6キー最小限でOK・お試し・持ち運び重視
Stream Deck MK.215キー(Classic。押し心地を選べるScissor Keys版もあり)最初の1台に迷ったらこれ。バランス型
Stream Deck XL32キー登録したいものが多い・大画面で一覧したい
Stream Deck +(プラス)ボタン+ダイヤル付き音量や数値をダイヤルで微調整したい
Stream Deck Neo画面付きの新タイプコンパクトに情報表示も楽しみたい

「で、結局どれがいいの?」という声が聞こえてきそうなので、私自身が買った時のリアルな話をします。私が購入を検討した頃は、選択肢が実質「MK.2(15キー)」と「XL(32キー)」の二択でした。さんざん悩んだ末、ボタンの数と価格のバランスが自分に合っていたMK.2を選びました。

正直に言えば、ダイヤル付きの「+」やボタンの多い「XL」は、今でも「いつかは使ってみたい」憧れの機種です。ただ、なかなかのお値段なので、まだ手が出ていません(笑)。それから、最近は価格が魅力的な“互換機(純正以外の似た製品)”も出ていますが、私はプラグインの豊富さと、動作の安心感を取って、Elgato純正を使い続けています。ここは長く使うものだからこそ、安心を選びました。

6.1 迷ったらMK.2(15キー)が無難な理由

「考えるのが面倒、無難なのを教えてくれ」という方には、私はMK.2(15キー)をおすすめします。理由は、私自身の実感に基づいています。

結論から言うと、15キーでも、不足を感じることはほとんどありません。なぜなら、5章でお話しした「フォルダ」と「プロファイル」を使えば、ボタンは実質無制限に拡張できるからです。「足りなくなったらどうしよう」という心配は、この2つの機能が解決してくれます。

ただ、一つだけ正直に付け加えると。お金に余裕があるなら、ボタンは多い方が後悔しないとも思います。一覧性が高く、フォルダを掘らずに済む快適さは、やはりキー数が多いモデルの特権です。「予算が許すならXL、コスパとバランスならMK.2」。これが、使ってきた私の素直な結論です。

6.2 買う前に“無料”で試す方法 Stream Deck Mobile(6キー無料)

「1万円以上の買い物、失敗したくない」 その慎重さ、すごく大事です。実は、お金を一切かけずに、Stream Deckを“お試し”する方法があります。「Stream Deck Mobile」というスマホアプリ版です。

このアプリ、最初の6キーまでは無料で使えます。スマホやタブレットの画面にボタンが並んで、実機と同じようにアプリ起動やショートカットを試せるんです。「自分の仕事に、本当に効くのか?」を、買う前に体感できる。これは購入前のお試しに、まさにぴったりです。

私自身、この無料6キーで試してから実機を買いました。正直な感想を言うと、私は実機のMK.2の方が操作しやすいと感じました。画面をタッチするより、物理ボタンを“カチッ”と押す方が、手元を見なくても確実だったんです。とはいえ、これは好みの問題。アプリで「自分は使いこなせそうだ」と納得してから実機を買えば、まず失敗しません。

いきなり1万以上出すの、やっぱ怖いっす。買って使わなかったら、ただの高い文鎮じゃないっすか。

その慎重さ、正しいよ。だからまずアプリの無料6キーで“自分の仕事に効くか”を試せばいい。納得してから実機を買えば、文鎮にはならない。ちゃんと相棒になってくれるよ。

7. よくある質問(Stream Deckの使い方・設定Q&A)

7. よくある質問(Stream Deckの使い方・設定Q&A)

最後に、よくいただく細かい疑問にまとめてお答えします。

Macでも使えますか?

はい、Macにもきちんと対応しています。専用ソフトのMac版があります。注意点は1つだけ、ショートカットキーがWindowsと違うこと(Ctrl→Cmdなど)。設定例を真似る時は、キーを読み替えてください。

設定方法はモデルによって違いますか?

基本操作はどのモデルも共通です。ドラッグ&ドロップで登録する流れは、Mini・MK.2・XL・+・Neo、どれでも同じ。違うのはボタンの数とダイヤルの有無くらいです。

ZoomやTeamsの連携にはプラグインが必要ですか?

「ミュート状態がボタンの色で分かる」などの本格的な連携機能は、専用プラグイン(Elgato Marketplace配布)が前提のものがあります。ただ、単純にミュートを切り替えるだけなら、標準の「ホットキー」機能で十分代用できます。まずは標準機能から始めるのがおすすめです。

15個のボタンでは足りなくなりませんか?

「フォルダ」と「プロファイル」を使えば、実質無制限に拡張できます。私は15キーのMK.2ですが、この2つの機能のおかげで足りないと感じたことはほとんどありません。

安い互換機(純正以外)でもいいですか?

価格が魅力的な互換機も出ています。コストを最優先するなら選択肢ですが、私はプラグインの豊富さと動作の安心感で純正をおすすめします。長く使うものなので、安心を取るかコストを取るかで選んでください。

何を登録すればいいか分かりません。

まずは3つだけ。「①毎朝使うアプリの起動」「②自分のメアド等の定型文」「③Web会議のミュート」。この3つから始めれば、効果をすぐ実感できます。あとは使いながら少しずつ増やしましょう。全部埋める必要はありません。

8. まとめ Stream Deckは“自分専用の作業コックピット”になる

8. まとめ|Stream Deckは“自分専用の作業コックピット”になる

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。最後に、大事なポイントをぎゅっとまとめておきます。

  • Stream Deckは配信専用機ではなく、在宅ワーカーにこそ効く「物理ショートカットランチャー」
  • 初期設定は「ソフトを入れてUSBで接続」、ボタン登録はドラッグ&ドロップするだけ
  • まずはアプリ起動・定型文・ショートカット・Web会議ミュートの設定から始めれば毎日が変わる
  • ボタンが足りなくなってもフォルダとプロファイルで実質無制限
  • 全部を埋めなくていい。Stream Deckは“迷いを消す”道具。効くものから育てよう

箱から出したまま放置していたあの小さな黒い箱は、設定を一つ加えるたびに、あなたの働き方にぴったり寄り添う「相棒」へと変わっていきます。難しく考えることはありません。今日、まずはこの4つだけ試してみてください。

今日からできる4つのアクション
  • ① 公式ソフトを入れて、本体をUSBで接続する
  • ② 毎朝使うアプリを1つ、ボタンに登録する
  • ③ 自分のメールアドレスを、定型文ボタンに登録する
  • ④ Web会議のミュート切り替えを、ホットキーで登録する
おわりに

ここまで見てきたように、Stream Deckは配信者専用機ではなく、配信しない在宅ワーカーにこそ効く「物理ショートカットランチャー」です。

設定はドラッグ&ドロップするだけ。まずはアプリ起動・定型文・ショートカット・Web会議ミュートの4つから始めれば十分で、ボタンを全部埋める必要はありません。

まだお持ちでないなら、最初の1台はバランス型のMK.2(15キー)が無難。いきなり買うのが不安な方は、無料の6キーで使える「Stream Deck Mobile」で“自分の仕事に効くか”を試してから決めましょう。

道具は“持っている”だけでは、ただの箱です。“使ってこそ”、相棒になる。まずはボタンを1つ、今日登録してみませんか。その1つが、明日のあなたの仕事を、ほんの少しだけ軽くしてくれますよ。

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